一発合格した薬剤師が解説する狩猟免許試験の勉強法

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北海道在住につき、狩猟免許にチャレンジしました!
いつか、クマさんと戦いたいです。

そもそも狩猟とは?なんでしょうか

Contents

狩猟とは――自然と人間の関係を見つめ直す営み

はじめに

「狩猟」と聞くと、多くの人は獣を追い山を駆ける勇壮な姿や、野性との命がけの対決を思い浮かべるかもしれません。しかし、現代の狩猟は単なる娯楽や生計手段にとどまらず、環境保全、獣害対策、地域活性化など多様な役割を果たしています。本記事では、狩猟の定義、歴史的背景、現代社会における意義、そして課題について、多角的に解説します。

狩猟の定義

狩猟とは、野生の動物を捕獲または殺傷する行為を指します。主に哺乳類(シカ、イノシシなど)や鳥類(カモ類、キジなど)が対象となり、これらは「狩猟鳥獣」として法的に定められています。狩猟には銃猟、わな猟、網猟など様々な手法があり、いずれも「狩猟免許」を取得し、法律に基づいて行わなければなりません。

狩猟の歴史的背景

日本における狩猟の歴史は古く、縄文時代には弓矢や石器を用いてイノシシやシカを狩っていた痕跡が残されています。農耕が広がる弥生時代以降も、狩猟は貴重なタンパク源として生活に欠かせないものでした。武士の時代には狩猟が武道や儀礼の一環としても位置付けられ、江戸時代には幕府が管理する「御狩場」も存在しました。

明治時代以降、西洋式の猟銃が導入され、制度としての「狩猟法」が整備されました。これが現在の「鳥獣保護管理法」の礎となり、野生動物の保護と狩猟のバランスを取る仕組みが発展してきました。

現代における狩猟の意義

1. 獣害対策

日本では近年、イノシシやシカ、クマなどによる農作物被害が深刻化しています。これらの動物は天敵が減少し、個体数が増加していることが原因の一つです。狩猟は、こうした被害を軽減する有効な手段として注目されています。

2. 生態系の保全

増えすぎた特定の動物種は、生態系のバランスを崩す可能性があります。たとえば、シカの食害により森林の下草が消失し、生物多様性が損なわれるケースが報告されています。適切な狩猟活動は、生態系を健全に保つ手段として機能します。

3. 地域資源の活用

狩猟によって得られるジビエ(野生鳥獣の肉)は、地方の観光資源や特産品としても活用されています。地域によっては、狩猟体験を観光商品としたツアーも企画されており、過疎地域の新たな経済的支柱となりつつあります。

4. 文化と教育

狩猟には自然と対話し、命の尊さを学ぶという文化的価値もあります。子どもや若者に向けて自然との関わり方を伝える「自然学校」や「里山教育」の一環として、狩猟文化を取り入れる動きもあります。

狩猟の現状と課題

高齢化と担い手不足

狩猟者の平均年齢は60歳を超えており、若年層の参入は限定的です。免許取得のハードルや銃の管理に関する厳格なルールが参入障壁となっているほか、都市部では狩猟を体験する機会そのものが少ないことも要因です。

安全管理の徹底

狩猟には事故のリスクも伴います。誤射や転落、獣との接触などの危険があるため、知識と技術の習得、安全意識の徹底が求められます。狩猟者には法令遵守とともに、高い倫理観も必要です。

都市と狩猟の距離

現代の都市生活者にとって、狩猟は遠い存在となりつつあります。スーパーで食材が手軽に手に入る時代に、「自らの手で命を得る」という行為が理解されにくい風潮もあります。しかしその一方で、持続可能な食や環境に関心を持つ層からの関心も再燃しつつあり、新しい狩猟文化が育ちつつあります。

おわりに

狩猟とは、単なる「動物を捕る」行為ではなく、自然との共生を模索する人間の営みです。そこには「命をいただく」ことへの畏敬や、自然の循環への理解、地域と人との関わりが色濃く表れています。現代社会においても、狩猟は環境保全や地域振興、文化の継承といった多面的な価値を持っています。

人と自然との距離が広がるいまだからこそ、狩猟という営みが再評価されるべき時代が来ているのかもしれません。

それでは狩猟免許とは、スケジュールや費用について見てみましょう


狩猟免許取得までの概要 ――自然と共生する第一歩

はじめに

日本国内で狩猟を行うには、法律に基づいた「狩猟免許」の取得が必要です。免許は誰でも取得できるわけではなく、年齢や適性、技能試験など一定の条件をクリアしなければなりません。本記事では、狩猟免許の種類から取得の流れ、必要な知識や注意点に至るまで、初心者にも分かりやすく解説します。

狩猟免許とは

狩猟免許とは、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)に基づいて発行される国家資格で、都道府県知事が付与するものです。狩猟は、自然や人命に大きな影響を与える行為であるため、法令に則った免許制度が設けられています。

狩猟免許の種類

日本では狩猟免許は以下の4種類に分類されており、それぞれに対応した試験と技能が求められます。

  1. 第一種銃猟免許
     散弾銃やライフル銃、空気銃を用いた狩猟が可能。主に鳥類やシカ・イノシシなどの大型獣を対象とする。
  2. 第二種銃猟免許
     空気銃のみ使用可能。主に小型鳥類が対象。取得者は少数派。
  3. わな猟免許
     くくりわなや箱わなを使用。銃を使わずに中型~大型獣を捕獲する。
  4. 網猟免許
     むそう網やはり網などを使う伝統的猟法。近年では利用者は限られる。

多くの初心者が取得するのは「第一種銃猟」や「わな猟」です。目的や生活環境に応じて選択することが重要です。

狩猟免許取得の流れ

狩猟免許を取得するまでには、主に以下のステップを踏む必要があります。

1. 情報収集と目的の明確化

まず、自身が狩猟を行いたい理由(例:ジビエに興味がある、獣害対策への貢献、自然体験としてなど)を明確にし、どの免許が適しているかを判断します。また、居住地の都道府県のウェブサイトで、免許試験の日程や受付要領を確認しましょう。

2. 事前講習の受講(任意だが推奨)

多くの地域で民間団体や猟友会が主催する「狩猟免許試験対策講習会」があります。法令や猟具、動物判別、技能試験対策など実践的な内容が含まれ、初心者には非常に有益です。費用は1万円前後が相場です。

3. 試験の申請・受験

試験は年1回~数回、都道府県ごとに実施されます。申請には以下の書類が必要です:

  • 狩猟免許申請書
  • 証明写真
  • 医師による診断書(精神疾患・視力・聴力・色覚等の確認)
  • 住民票
  • 手数料(一般的に5,200円前後)

申請が通れば、筆記試験・適性検査・技能試験を受けることになります。

4. 試験内容

試験は以下の構成で行われます:

  • 適性試験:視力・聴力・色覚・運動能力の簡単なチェック。銃器やわな操作に支障がないか確認。
  • 筆記試験:鳥獣保護管理法、猟具の使用制限、狩猟区制度、対象動物の分類などから出題(40問・○×形式)。
  • 技能試験:猟具の安全な操作、設置・解体、誤射を防ぐ判断力、標的の判別などの実技が行われる。第一種では銃の分解・組立・空撃ちも。

合格率はおおむね70~90%とされていますが、事前学習を怠ると不合格の可能性もあります。

5. 合格後の手続き

合格者には「狩猟免状」が交付されます。これは狩猟を行うための「資格」ですが、実際に狩猟を行うには以下の手続きを追加で行う必要があります:

  • 狩猟者登録(都道府県への申請。登録料+狩猟税)
  • 保険加入(狩猟中の事故に備える)

さらに第一種銃猟の場合、別途**銃砲所持許可(公安委員会の許可)**を取得しなければなりません。これは別途講習・考査・実技試験・射撃訓練・自宅保管用の金庫購入などが必要で、時間も費用もかかります。

取得にかかる費用と期間

狩猟免許取得にかかる費用は、種類によって異なりますが概算は以下のとおりです:

項目金額(目安)
講習会参加費5,000~15,000円
受験料約5,200円
診断書取得費3,000~5,000円
狩猟者登録・保険等約10,000~20,000円
銃所持許可関連(銃猟)15万~30万円以上

全体として、わな猟の場合は数万円で済みますが、銃猟の場合は数十万円+数カ月以上の準備期間を要します。

まとめ:狩猟免許は自然との関わりを深める扉

狩猟免許の取得は、単なる「許可証」の取得にとどまりません。それは、命と自然に真正面から向き合う覚悟と責任を背負うことでもあります。動物と共存し、生態系を理解し、地域社会に貢献するための重要な一歩です。

これから狩猟を始めようと考えている人にとって、免許取得のプロセスは複雑に見えるかもしれません。しかし、正しい知識と準備があれば決して乗り越えられない壁ではありません。自然と人の関係を見つめ直すきっかけとして、狩猟免許取得は有意義な選択肢となるでしょう。


狩猟免許試験の勉強法

続いて狩猟免許試験の勉強法について解説します。

前掲の通りですが、各地の猟友会が実施してくれる事前講習は受講が大前提です。

狩猟免許試験は試験内容(概要)こそ公表されていますが、試験範囲も広いうえ、実技試験はお作法とでも言うのか、事前講習でコツを教わっていないと自習では習得できないようなコツがあります。

特に銃の取扱いは、事前講習なしでは、練習のしようがないです。

筆記試験の勉強法

筆記試験は、事前講習の受講と問題集の履修でほぼ合格水準までいくと思います。

実際の試験会場では、筆記試験が最初に行われ、その結果が合格の人だけが実技に進めますが、事前講習で見た顔の人達は、ほぼ合格していたように思います。(逆に事前講習で見なかった人は、結構筆記でいきなり不合格になってました)

私の場合は、事前講習の申し込み段階でもらえる教本を講習前に通読して受講しました。受講後に問題集を一通りやっただけで試験に臨みましたが、印象的には簡単でした。

ちなみに飛ばしてしまいましたが、適性試験は視力とかの一般的な内容なので、事前準備はいりません。

実技試験の概要、勉強法

つづいて実技試験の解説ですが、前提として内容はすべて第1種銃猟のみなので、わなと網については記載してません。

距離の目測

距離の目測は、対象物までの距離を実際に何メートル答える内容です。

実際の試験では、試験会場から外に出て、見える信号までとか高架橋までとかの距離を問われました。

私の受験した北海道では、回答はなぜか「300m、50m、30m、10m」のどれかしか出題されないという情報が事前講習で教えてもらえるので、その通り回答するだけでした。しらなきゃ受からないやん、これ。

特に練習いりません。

狩猟鳥獣の判別

狩猟鳥獣の判別も試験範囲です。

具体的には、紙芝居のような形式で鳥獣の絵を見せられたものに、狩猟できる鳥獣なのか、それとも狩猟できない鳥獣なのかを答えます。ちなみに、狩猟できる鳥獣の場合のみ「狩猟できる マガモ」のように、その鳥獣の名前を答えます。

2025年7月時点での狩猟鳥獣は鳥類26種、獣類20種ですので、ベストはその全てを覚えることです。

ただ、ちょっと大変なので、私の場合には狩猟読本(事前講習テキスト)の一番最初の狩猟鳥獣と間違えやすい鳥獣のページで勉強しました。

前述の通り、実際の試験では、狩猟鳥獣のみ名前を答え、逆に言えば、非狩猟鳥獣は「狩猟できません!」とだけ答えればよいので、名前は覚えなくてOKです。

なので、狩猟(できる)鳥獣のみをひたすら見て覚え、見たことないのはとりあえず「狩猟できません」とだけ答える作戦にしました。

勉強した人はわかりますが、この試験では「カモ」の仲間が大変多く、しかも狩猟と非狩猟で同じくらいの数がいるので、紛らわしいです。

実際の試験でも、カモの出題は多いので、とくに「獲れる」カモは名前までしっかり覚えましょう。

余談ですが、狩猟鳥獣の指定は頻繁に変更されます。インターネットで検索したサイトの記述も古い場合には狩猟の可否が変わっていることもあるので、注意してください。(狩猟読本が最新です)

銃の取扱い

狩猟免許(銃猟)のメインはこの銃の取扱いになります。

慣れれば簡単ですが、なにしろ、ほぼ全ての日本人は銃器に触れたことも無いので、その点、最初は戸惑います。

重視されるポイントは3点で

・動作の開始時にいつも、実包(ジッポウ:たまのこと)が装填されてない事を確認する

・銃口を人に向けない

・安全鉄(アンゼンガネ:引き金のわっか)に指をかけない

上記3点を抑えると、ほぼ合格はみえたようなものです。

当たり前ですが、試験なので、試験官からみて、明らかに上記3点を守っているとわかってもらう必要があります。

例えば安全鉄に指をかけない、であれば、あきらかに安全鉄から手の指が離れている場所を握っていれば大丈夫です。逆に言えば、指がかかっていなくても、安全鉄付近に指があれば、いじわるな試験官に減点されてしまうかもしれません。(そして採点は公表されないまま、不合格通知が届きます)

銃の取扱いは、猟友会の事前講習会でもメインとしてたっぷり時間をかけて練習できます。

狩猟鳥獣(2025年7月時点)


🦆 鳥類(26種)

分類主な種(例)
水鳥カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ
山野鳥等ヤマドリ(コシジロヤマドリ除く)、キジ、コジュケイ、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

※計26種(環境省)


🦌 獣類(20種)

分類主な種(例)
大型獣ヒグマ、ツキノワグマ、ニホンジカ、イノシシ(イノブタ含む)
中小型獣タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、テン(ツシマテン除く)、イタチ(オス)、シベリアイタチ、ミンク、アナグマ、アライグマ、ハクビシン、タイワンリス、シマリス、ヌートリア、ユキウサギ、ノウサギ

※計20種(環境省)


✅ 基本情報

  • 対象は日本に生息する鳥獣約700種のうち46種が指定対象です(環境省)。
  • 都道府県によっては、性別・地域・時期による捕獲制限が設けられています。

狩猟免許をとった後は

狩猟免許を取得したあと、銃猟の方は銃の所持許可にむけて今度は都道府県公安委員会に各種申請が必要になります。

以下は「猟銃の所持許可」を都道府県公安委員会に申請する流れと要点を約2,000字でまとめた記事です。


1.はじめに

猟銃(散弾銃・ライフル銃)を所持するには、「銃砲刀剣類所持等取締法」に基づき、都道府県公安委員会から許可を得る必要があります。その審査は厳格で、心身状態や保管環境、安全性が重視され、用途は「狩猟」「有害鳥獣駆除」「標的射撃」に限定されます。以下に手続きの全体像を整理します。(埼玉県警察)


2.準備段階(講習・技能検定)

▼猟銃等講習会(初心者向け)

まず、銃の構造・法律・安全管理などを学ぶ初心者講習会を受講し、筆記試験の合格が必要です。合格者には「講習修了証明書(有効期間3年)」が交付されます。(株式会社ミロク製作所)

▼教習資格認定申請&射撃教習または技能検定

その後、資格認定申請を行い、「教習資格認定書」(有効期間3ヶ月)を取得します。その後、実際に射撃教習(実包使用)や技能検定(選択可)を受け、合格すると「射撃教習修了証明書または技能検定合格証」(有効期間1年)が交付されます。(株式会社ミロク製作所)


3.所持許可申請(公安委員会へ)

▼申請窓口と時期

住所地を管轄する警察署生活安全課(公安委員会の窓口)に申請します。申請受付は平日の所定時間のみです。(株式会社ミロク製作所)

▼提出書類内容

  • 銃砲所持許可申請書
  • 譲渡等承諾書(銃砲店から取得)
  • 講習修了証明書/射撃教習修了証または技能検定合格証
  • 診断書(精神科医またはかかりつけ医作成、3ヶ月以内発行)(神奈川県警察)
  • 写真2枚(無帽・無背景・カラー・縦3cm×横2.4cm、6ヶ月以内撮影)(警視庁)
  • 保管設備の図面や写真、委託契約書等(ガンロッカー等)(神奈川県警察)
  • 譲受銃の写真・カタログ資料(神奈川県警察)
  • 必要に応じて、住民票や破産者でない証明書、本籍証明、同居親族書、経歴書(神奈川県警察)
  • 75歳以上なら認知機能検査結果または受検申込書(埼玉県警察, 警視庁)

▼欠格事由

以下に該当する場合、許可は下りません:

  • 未成年、暴力団関係者、重大犯罪歴、自殺のおそれのある者、精神的に射撃の適性を欠く者、凶器指定銃所持歴 など(埼玉県警察)
  • 銃自体の仕様(全長・弾倉容量)や消音装置などの基準も満たす必要があります。(埼玉県警察)

4.審査と現地確認

申請後、公安委員会が35日以内に審査します。申請者本人や親族・近隣者への聞き取り調査、安全保管設備の現地検査も実施されます。問題がなければ、許可証が交付されます。(株式会社ミロク製作所, 長野県公式サイト)


5.銃の譲渡・所持確認

許可証交付後、ガンロッカーなどの保管設備を整え、銃砲店で所持許可証を提示し購入します。その後、公安委員会に連絡し、3ヶ月以内に所持し、所持後14日以内に署で所持銃の登録・確認手続きを受けます。(株式会社ミロク製作所)


6.費用の目安

お住まいの都道府県により若干異なりますが、一般的な費用例は以下の通りです:

  • 初心者講習受講料:約6,800〜6,900円
  • 教習認定手数料:約8,900円
  • 射撃教習費:約30,000円(含む実包代)
  • 所持許可申請手数料:約10,500円(同時申請の割引あり)
  • 認知機能検査(75歳以上):約650円(警察庁, 株式会社ミロク製作所, 環境省)

7.注意事項

  • 講習修了証・技能証などには有効期限があります:講習は3年、射撃教習・技能は1年。期限切れの場合、再受講が必要です。(神奈川県警察)
  • ライフル銃は、狩猟目的では10年以上許可所持歴が必要、または職業的用途や射撃競技での日本体育協会推薦が必要です。(環境省)
  • 更新は、許可証交付から3回目の誕生日まで有効。更新申請(期限の2〜1ヶ月前)と認知検査(75歳以上)も要件です。(環境省)

8.まとめとアドバイス

猟銃所持許可申請は安全性と適正利用を担保するため多段階の審査があり、準備や書類整備にかなりの時間を要します。講習や技能検定、医師診断、保管設備の整備など、余裕をもって計画することが重要です。まずは管轄警察署(生活安全課)に詳細を確認し、漏れのないよう申請準備を進めましょう。


猟銃等講習会(初心者向け)は最後のテストが結構難しく、私の受験した回では6割くらいは不合格でした。平日のみの開催で地域によって月1回くらいしかないので、不合格は結構ショックだと思います。事前に渡されるテキストをしっかり予習していくことをお勧めします。